泌尿器科

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性感染症(STI)の
検査・治療

「ちょっと気になることがあって…」と受診をためらっている方へ。
性感染症は、泌尿器科の日常的に診療している病気のひとつです。

症状がある場合はもちろん、「念のため確認したい」という場合も、お気軽にご相談ください。

性感染症(STI)イメージ
性感染症(STI)イメージ
性感染症(STI)イメージ

こんな症状がある方へ

以下のような気になることがある方は、一度受診することをおすすめします。

  • 排尿のときに痛みや灼熱感がある
  • 尿道にかゆみや違和感がある
  • 尿道から分泌物(膿)が出ている
  • 陰部やその周辺にできもの・ただれがある
  • 鼠径部(股のつけ根)のリンパ節が腫れている
  • パートナーが性感染症と診断された
  • 症状はないが、心当たりがあるので確認したい

クラミジアをはじめ、多くの性感染症は症状が出にくく、気づかないまま時間が経ってしまうことがあります。放置すると精巣上体炎(副睾丸炎)など他の臓器への影響や、パートナーへの感染につながることもあるため、気になったら早めに受診しましょう。

症状によっては、性病ではなく皮膚の病気だったということもあります。また何もない場合も「大丈夫だった」と安心することができます。

受診前に気になること、お答えします

「泌尿器科に性病で行くのは…なんとなく気まずい」

泌尿器科では、性感染症の診療を日常的に行っています。クラミジア・淋菌などの尿道炎は、泌尿器科で診察することが多い症状のひとつです。

来院される理由はさまざまで、問診でも症状と検査に必要なことだけをお聞きしますので、必要以上に構えなくて大丈夫です。

「陰部を見せないといけないの?」

ほとんどの性感染症は、トイレで採尿するだけの「尿検査」で診断できます。クラミジア・淋菌はいずれも尿検査(PCR法)が第一選択で、服を脱いだり、患部を診察せずに検査・診断ができるケースがほとんどです。

できものやただれなどの皮膚症状がある場合は、患部の診察(視診)が必要なこともありますが、その際も必要な部分だけを短時間で確認します。

検査のほとんどは「採尿のみ」で完結します

  • クラミジア尿道炎…尿検査(PCR)
  • 淋菌性尿道炎…尿検査(PCR)
  • 梅毒…血液検査
  • トリコモナス…尿検査

※症状によって検査内容は異なります。詳しくは受診時にご相談ください。

「何を話せばいいかわからない」

「いつ頃から症状があるか」「どのような症状か」を教えていただければ十分です。「どういった経緯で……」といった背景をお聞きすることはありません。

症状をうまく言葉にできなくても、一緒に確認していきますのでご安心ください。

対応する主な性感染症

性感染症の特徴・主な症状

クラミジア感染症 最も多い性感染症です。症状が軽いため気づきにくいが、放置すると精巣上体炎へ進行することも。尿道のかゆみ・違和感・軽い排尿痛などがみられます。
淋菌感染症
(淋病)
強い排尿痛や、尿道から膿が出ることが特徴です。症状が比較的はっきり現れ、感染から数日で発症することが多い感染症です。
梅毒 近年、感染者数が全国的に急増しています。初期は陰部のしこり・無痛性のただれ、その後皮疹など。血液検査で診断。早期発見で完治が可能です。
性器ヘルペス 陰部に水ぶくれや潰瘍ができ、痛みを伴います。一度感染すると体内に潜伏し、体力が低下した際などに再発することがあります。
尖圭コンジローマ
(HPV)
陰部やその周辺にイボ状のできものができます。治療によって除去できますが、再発することもあります。
トリコモナス感染症 男性は無症状のことが多いものの、尿道のかゆみや軽い排尿時の違和感が出ることもあります。パートナーが陽性と診断された場合に、検査を受けるケースが多い感染症です。
マイコプラズマ・
ウレアプラズマ
クラミジア・淋菌の検査が陰性でも症状が続く場合に検査を検討します。尿道炎の原因となることがあります。

検査・治療の流れ

問診

問診(受付・診察室)

受付で「今日はどうされましたか?」と聞かれますが、「問診表に記入します」と回答いただければ大丈夫です。待合室の方に症状が伝わることもありません。 どのような症状がいつ頃から続いているかを問診表にご記入ください。

検査

検査

症状に応じて、以下のいずれか(または組み合わせ)で検査を行います。

尿検査(採尿のみ)
クラミジア・淋菌・トリコモナスなど(トイレで採尿するだけです)
血液検査
梅毒など
視診
できものやただれがある場合のみ(必要な場合にのみ行います)

治療

検査結果をもとに、病名・症状に応じた治療を行います。
多くの性感染症は、適切な治療を受ければ、早期に治ります。治療期間は病名・重症度によって異なりますが、クラミジア・淋菌であれば1〜数回の通院で改善が期待できます。

飲み薬(抗菌薬・抗ウイルス薬)
クラミジア、梅毒初期、トリコモナスなど
注射(筋肉注射・点滴)
淋菌など、飲み薬では対応しにくいケース
塗り薬・外用薬
尖圭コンジローマ、性器ヘルペスなど
処置(焼灼術など)
尖圭コンジローマ
治療

パートナーへの感染について

クラミジアや淋菌などは、治療を完了してもパートナーが未治療だと再感染が起こることがあります。
パートナーへの婦人科受診勧奨についても、遠慮なくご相談ください。

女性の検査も尿検査や血液検査ですし、お薬も飲み薬が中心です。蒲郡は婦人科が少ないため、もしもお困りでしたら、当院でも女性の性感染症について治療いたします。

院長

院長より

「クリニックに性病で来るのは気まずい」と感じて、受診のタイミングを逃してしまう方が少なくありません。

でも、泌尿器科にとって性感染症の診療は日常の一部です。問診でも検査でも、必要なことだけを淡々と進めます。症状が改善して、ほっとした表情を見せてくれる——そういう瞬間が積み重なって、この仕事をしています。

院長 小久保 公人

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